活動情報
2022.12.08
日本IT団体連盟によるサイバーインデックス企業調査2022の公開について
IT産業に関わる日本最大級のIT団体の連合体「一般社団法人 日本IT団体連盟」(東京都港区、代表理事 兼 会長:川邊 健太郎、以下、日本IT団体連盟)に設置されたサイバーセキュリティ委員会(委員長:下村 正洋)の企業評価分科会(主査:丸山 満彦)は、日経500種平均構成銘柄の企業を対象に各社のサイバーセキュリティの取組姿勢および情報開示に関する調査の報告書を公開いたしました。
本調査は、当会の活動の趣旨である「サプライチェーン全体において、企業の社会的責任であるセキュリティレベルの向上」に向け、民間企業のサイバーセキュリティ対策の情報開示の促進を目的として、有価証券報告書やコーポレートガバナンス報告書等の開示情報からサイバーセキュリティや個人情報保護に関する記載内容、更にはアンケートのご回答内容やアタックサーフェスの診断ツール調査を踏まえ、総合的に企業のサイバーセキュリティへの取組姿勢に関する分析を行いました。
調査の結果、優れた取組姿勢および情報開示を確認できた企業46社に対し、「日本IT団体連盟サイバーインデックス企業調査2022」として、星を付与する「格付け」を行いました。またその中で特に優れた取組姿勢および情報開示を継続的に確認できた企業11社には、二つ星(今年度より新設)を認定しました。
■日本IT団体連盟サイバーインデックス企業調査2022
特に優れた取組姿勢および情報開示を継続的に確認できた企業(11社 / 五十音順)
☆☆ エヌ・ティ・ティ・データ
☆☆ キヤノンマーケティングジャパン
☆☆ セコム
☆☆ ソフトバンク
☆☆ ソフトバンクグループ
☆☆ 大日本印刷
☆☆ 日本電気
☆☆ 日本電信電話
☆☆ 富士通
☆☆ 富士フイルムホールディングス
☆☆ 三菱電機
優れた取組姿勢および情報開示が確認できた企業(35社 / 五十音順)
☆ 伊藤忠商事
☆ 伊藤忠テクノソリューションズ
☆ ANAホールディングス
☆ エクシオグループ
☆ SCSK
☆ 大阪瓦斯
☆ 関西電力
☆ 九州電力
☆ 近鉄グループホールディングス
☆ KDDI
☆ コムシスホールディングス
☆ GMOインターネット
☆ JFEホールディングス
☆ スカパーJSATホールディングス
☆ Zホールディングス
☆ セブン&アイ・ホールディングス
☆ セブン銀行
☆ 双日
☆ ソニーグループ
☆ 中部電力
☆ TIS
☆ 東芝
☆ 凸版印刷
☆ トレンドマイクロ
☆ 日本航空
☆ 野村総合研究所
☆ 博報堂DYホールディングス
☆ 日立製作所
☆ 日立物流
☆ ベネッセホールディングス
☆ みずほフィナンシャルグループ
☆ 三井住友フィナンシャルグループ
☆ 三井物産
☆ 三越伊勢丹ホールディングス
☆ 三菱UFJフィナンシャル・グループ
<調査概要>
・調査対象:日経500種平均構成銘柄(2022年7月1日時点)
・調査手法:インターネット調査、アンケート調査
・調査時期:2022年7 - 9月
・調査内容:有価証券報告書、コーポレートガバナンス報告書等、第三者認証等の調査の実施、アタックサーフェス診断ツール調査*の実施、アンケート調査の実施
*調査協力:SecurityScorecard, Inc. (https://securityscorecard.com/)
【本件に関するお問い合わせ先】
日本IT団体連盟 サイバーセキュリティ委員会 企業評価分科会 事務局
メールアドレス: assess-info@itrenmei.jp
【報告書本文】